大阪府茨木市の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・外科・内科・胃腸科

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お知らせ

2024-06-20
<のどの病気> 1)急性咽喉頭炎 いわゆる初期ののどかぜのことを指します。ウィルスによるものがほとんどですが、抵抗力がおちると細菌との混合感染を起こすことがあります。 *症状 のどの痛み、痰、せき、声がれ *治療 消炎鎮痛剤 超音波ネブライザー吸入 去痰剤 場合によっては抗生剤 2)溶連菌感染症 A群β溶連菌という細菌がのどに感染した状態です。簡易キットですぐに診断できます。 溶連菌の潜伏期間は約2〜5日と言われています。扁桃腺が弱い方は比較的かかりやすいです。小児に多くみられますが成人でもかかります。家族間での感染率は高いので子供が溶連菌と診断されたら、マスクをして飛沫を防ぐとともに、手洗いうがいを徹底しましょう。治療薬の抗生物質を服用して24時間以内は周りにうつす可能性があります。感染経路は感染者の咳くしゃみで飛び散った菌を吸い込んでしまう飛沫感染とタオルや食器などを通して感染する接触感染の2種類があります。抗生物質が著効しますが、7日間は確実に内服することが必要です。 溶連菌に感染した後、まれに急性糸球体腎炎を合併することがあり、感染後2週間後と4週間後に尿検査が必要です。 *症状 高熱、咽頭痛、倦怠感 *治療 抗生物質内服 3)扁桃炎 口蓋垂(のどちんこ)の左右にある扁桃が細菌やウィルスなどの感染により炎症をおこした状態です。急性扁桃炎は免疫の役割を持つ扁桃が疲労などで体力が落ちた時などにおこりやすいです。。 *症状 のどの痛み、高熱、耳が痛い、食べ物が喉を通らない *治療 抗生物質と消炎鎮痛剤の内服、点滴 4)扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍 急性扁桃炎が悪化すると扁桃の周囲まで炎症が及ぶ扁桃周囲炎や扁桃の外側に膿がたまる扁桃周囲膿瘍をひきおこします。扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍を繰り返す場合は炎症がないときに扁桃を摘出する手術をすすめることもあります。 *症状 高熱、口が開けられない、耳が痛い、食べ物がのどをとおらない *治療 抗生物質の点滴。扁桃周囲膿瘍の場合、注射針で腫れているところの膿を吸い出したり、切開して膿を出すこともあります。 5)ヘルパンギーナ エンテロウィルスやコクサッキーウィルスの感染により、口の中の粘膜に水疱性の発疹ができる病気です。年齢は4歳以下がほとんどで1歳代が最も多いです。感染経路は接触感染、糞口感染、飛沫感染で2〜4日の潜伏期の後39〜40℃の高熱と強い咽頭痛を認め、機嫌が悪くなります。 *症状 2〜4日続く発熱 強い咽頭痛 機嫌が悪い *治療 解熱鎮痛剤 摂食困難な場合は坐薬を使いながら脱水にならないように少しずつ水分をとる。 6)咽頭異物 魚の骨を誤って飲み込んでしまい、のどに刺さった状態です。刺さる部位で多いのは口蓋扁桃と舌根扁桃です。魚の骨が刺さったら、すぐ受診が鉄則です。ご飯の丸呑みなどするともっと骨が深く刺さるため何ものまないようにしましょう。 *症状 咽頭痛、異物感 *治療 異物の除去 7)手足口病 口の中や手足などに水疱性の発疹が出る、ウィルスの感染によっておこる感染症で、子供を中心に、主に夏に流行します。コクサッキーウィルスやエンテロウィルスが原因になることが多いです。感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。感染対策は手洗い、おむつ交換時は適切に処理、タオルの共用はしないことです *症状 口の中、手のひら、足底や足背などに2〜3mmの水疱性発疹、発熱 *治療 消炎鎮痛剤 8)口内炎 口の中に潰瘍状のアフタができる状態です。 原因はストレスや疲れによる免疫力の低下によっておこることが多く、できやすい人は繰り返すことが多いです。 広範囲にできる場合はヘルペスウィルスが原因していることもあります。 *症状 口内痛 嚥下耳痛 *治療 口内炎治療薬(塗布薬)
2023-02-17
夕方診療のインターネット予約可能となりました。
2022-02-01
当クリニックは、スギアレルギーとダニアレルギーの舌下免疫療法を行っております。
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